業界関係者が総決起するしか無い。素人運動家には限界がある。

色々な意見があると思いますが、反対派の方々は十年来良く戦っていると思います。
(AMLや名無し会等の方々も含めて)
敢えて言うならば、本来矢面に立つべきメーカーや販売店、有名クリエイター等が
全く協力していないことが敗因です。

例えば中古裁判は、当事者である販売店(ARTS)が中心となって戦いましたが、
この件は、直接利害関係のある当事者が矢面に立って戦っていない以上、
単なる消費者や部外者が意見したところで、動きようがありません。
前線の兵士の一部が勇戦しているだけで、司令部がもぬけの殻なのです。

今、アリスソフトLeaf、VA、戯画、ホビボックスなどの大手メーカーと多くのクリエイターが総決起して
政治集会を開けば、千人を超える人が簡単に集まるでしょう。
元々ビッグサイトを埋める力を持っているのですから、日比谷公会堂など物の数ではありません。
左右を問わず、通常の政治集会で、動員数が千名を越えることは殆どありませんから、
パフォーマンスとしての効果は絶大です。
本来裏方に徹するべき無名の素人運動家が(仕方なく)前面に出て妙なパフォーマンスをしては自爆する、
という悪循環を繰り返していては、何の発展もありません。


しかし、残念ながら、業界関係者の中には、
エロゲーを踏み台にして、儲けるだけ儲けてから売り逃げて、
ライトノベルや全年齢向けに逃亡すれば安全だ、
などという姑息な計算をしている人もいるでしょう。

消費者が馬鹿にされない為には、そうした「変節漢」を注意深く見極め、
逃亡者の行動を記憶し、「ぎりぎりの場面で信用出来ない、裏切りやすい人物」として、
今後永遠に警戒したり忌避することも必要です。


蛇足ながら、そもそも「夜逃げ」と称して雲隠れした挙句、
名前を変えて何事も無く活動を再開することが恒例になっている、
業界特有の「無責任体質」を抱えたままでは、
エロゲー業界自体が社会的信用に値しない業界であると見られても仕方無いかもしれません。
あるいは敵は、そこまで分析した上で攻撃しているのかもしれません。