とある会合に行きました。

今回は、「ノモンハン事件」についてのお話でした。
話自体は面白かったのですが……

損害については、下記の「極端な主張」をそのまま主張されていました。
論拠は下記の福井雄三氏の著書だったようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

>1990年代以降、ソ連軍の損害が明らかになると、
>一部の論者の中に日本の大勝利という説を唱える者も現れた。
>その中には、ソ連側の物的損害を航空機1600機以上、
>戦車約800台とする極端な主張も一部に見られるが、
>これは日本側の主張する「戦果」をつなぎ合わせたものに過ぎず、
>ソ連軍がこの戦いに投入した兵力は航空機約550機、戦車約5-600台と推定されていることからみて、
>あり得ない数字である。

>福井雄三は著書「坂の上の雲に隠された歴史の真実 明治と昭和の歴史の虚像と実像」で
>「10倍近い敵に大被害を与えて足止めをした実戦部隊は大健闘、むしろ戦術的勝利とも言えるが、
>後方の決断力欠如による援軍派遣の遅れと停戦交渉の失敗のため戦略的には敗北した」と結論付けている。



>歴史を見ると、スターリン独ソ戦を控えて、東部を安定させるべく、対日牽制のため、
>1936.12の西安事件から1937.8の支那事変を起こし、1938年には張鼓峰事件、
>そして1939年にノモンハン事件を起こした。日本がソ連を攻撃する可能性は、支那事変二年目であり、
>絶対にありえなかったと元ソ連の将軍が断言している。完全なソ連の対日挑発戦争だったのだ。