女性宮家は「フェミニズム」と「役人利権」の産物

女性宮家などという代物が出てくる背景には、
現代の誤った女権思想=フェミファシズムが背景にあることは確実です。
現代人の多くが女権思想に冒され、未だに集団洗脳から醒めていません。
所功氏や田中卓氏のような人物でさえ、そうした雰囲気に流されています。

現代日本の女性客に媚びるビジネス目的で女系を主張している小林よしのりのような商売保守は論外)


そうした風潮を利用して、宮内庁が役所としての利権確保と維持の為に推し進めているのが女権宮家です。

良く言われる「公務」というものは、天皇や皇室の本質的な仕事ではありません。
歴史的に見て、歴代天皇の仕事は祭祀だけであって、他の皇族には何の義務もありません。

戦後、共産主義者からの「皇室は税金の無駄」という攻撃をかわす為に、
「皇室は外交カードに使えるから貴重」といった大義名分を言い続けた結果、
宮内庁や保守派そのものが自己洗脳されてしまったのでしょう。


皇室には本来、外交カードになる義務はありませんし、
(票目当ての代議士のように)色々な団体や行事に顔を出す義務もありません。

それらはあくまで自主的に行われていた喜捨の行為、ボランティアに過ぎません。
ボランティアを義務化して役所の仕事に仕立てる行為は、国権を利用した詐欺行為そのものです。


保守派は廃太子などという前に、先ず宮内庁の役所ビジネスを問題視して、
「余計な仕事を増やして利権を作っている役人を仕分けろ」と主張すべきです。
(もちろん、役人の利権作りに協力している国民にも責任があります)

ただし、この正論を直接現政権や宮内庁に言った所で、何も変えることは出来ない。
彼らはただむくれて、不都合な情報を黙殺して、自分に都合の良い主張だけを宣伝するでしょう。