産経の一部と「つくる会」の女権媚び作戦は失敗確定。対案は「『けいおん!』を見習え」。


今回の、産経の一部および「つくる会」の一連の動きの遠因として、
「保守の資金不足」
および
「発言権の強い女性の不足」
現代社会システムの下では、女性の発言力が圧倒的に強く、男性は事実上発言権を剥奪されている)
にあることは明白です。


(保守運動の多数を占めている)60過ぎのオッサン達が何を言っても、誰にも相手にされませんが、
例えば10代の可愛い女子校生が涙ながらにアピールすれば、
殆どの一般大衆を味方につけることが出来るでしょう。



では、今回の両者の施策は正しいのか?
もちろん、答えは「ノー」です。



理由
・金持ちのフェミウヨおばさんが多数取り憑いてきて、保守陣営が内部から破壊される危険性がある。
(権力志向の女性で、男性の本音や進言を正しく聞き入れ尊重する人はいない)
・古い女権煽動では、いかれた中年女しか寄って来ない。本当に必要なのは若いライトユーザーな女子。


「金持ちおばさん」に媚びる紙面作りを続けている産経は、既に迷走開始して久しい。
イデオロギーを深く理解している女性の殆どは、男性に対して何らかの敵意を持ち、
男性を支配し搾取する為に全てを利用しているからです。今は保守運動も女権の為に利用されている。



対案

・保守陣営内部で、若いイケメン軍団を作って表に出して宣伝する。アイドル的に売り出す。
・AKBみたいな女子アイドル軍団でもいい。但し男女とも年齢やスペックを良く考えて選ぶ。


※最近の保守関係で最も女性に受けたのはフジデモ。
高岡蒼甫というイケメン俳優がシンボルになった為、人が集まった。


ライトな女性客を集めるために必要なのは、女権イデオロギーによる「政策面の甘やかし」では無く、
「イケメン」「スイーツ」「ゆるキャラ」といった、明快に分かりやすいアイコン、キャラクターです。


・かわいいキャラクターを作る
ゆるキャラなどのキャラクター作りに力を入れる。
但し「男性が考えたかわいいキャラ」は女性には受けない。女性に受けるデザインを。


・ファッション化した保守番組を作る
旅行番組、グルメ番組など。とにかくライトに。


これは運動以外の分野にも言えることですが、
我々は今こそ、(ソニー以外から輩出された覇権アニメ)「けいおん!」の大ヒットに、真摯に学ぶべきです。

お茶を飲んでケーキを食べながら取りとめも無いことを喋っているだけ。中身は無い。
そうした「女性らしい女性のあるべき姿」を表現したことが、他の作品との最大の違いであり強みです。

誰かのように逆上して噛み付くだけでは、何の進歩もない。
自己投影を極力抑えつつ、その施策を詳細に分析し、自陣営に応用しなければなりません。
特定の層にフォーカスした、訴求力のあるキャラクターコンテンツ作りこそが急務といえます。


この点、ある会合の告知で流されている「料理の献立」みたいなものは、
かなり面白い試みです。そうした女性的な感性は、大いに運動に活用すべきです。