櫻井よしこ先生が「ご公務利権問題」を提起された。

櫻井よしこ氏「皇室問題 順序が逆」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/koushitsu/556022/

「最上位のご公務は祭祀」
「国事行為や象徴行為は、優先度を付けて整理しろ(=減らせ)」


役人達に、「無駄な仕事を減らせ」
「自分達の利権の為に陛下に余計な荷物を背負わせるな」
と、間接的に言われています。
これは画期的かつ本質を突いた正論です。



この問題の元凶は、
戦後、省庁の役人が「ご公務」をいたずらに増やして、
ご皇室を「こき使っている」ことにあります。

直接の原因は、宮内庁が「自分達の仕事を増やせば、実績や職員の数を増やせる」と考えて、
ご公務を増やすことで自分達の仕事や職員数や存在感を増やし、利権化していったことにあるのでしょう。


「そもそも、ご公務を勝手に増やしている役人どもが間違っている」


という正論を叩きつけたら、野田佳彦氏はどうなるでしょうか。
カッカポッポしてトサカに来て、最早人の話を全く聞かずに猪突猛進してしまうのではないか。


「そもそも論」は、外野で使う分にのはいいのですが、
論敵と直接渡り合う時に使うのは非常に危険です。

しかしこれは国の根幹に関わる話だから、是非も無し。
出来れば、上品な日本会議系の方々にも、この「御公務利権化亡国論」を展開して欲しい。