強欲アニプレは大量展開の挙句共倒れ、
原作枯渇のポニキャンは弱体化、
いつも通り売上にも評価にも繋がらない金ドブをける角川
それらとは対照的に、
見応えのある佳作・話題作を展開したのは、ワーナーとユニバーサルでした。
○ワーナー
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』
監督・構成脚本・スタジオが『キルミーベイベー』と同じ。今期一の話題作。
ひもを高額で販売し話題になった「ヘスティア」は「矢澤にこ」の改良進化形ヒロイン。
『食戟のソーマ』
ありがちな題材だが、引き込まれる出来。
何処かの料理アニメと違って、食べ物も女体も旨そうに見える。
一般漫画の原作力の成せる業か。
『ジョジョの奇妙な冒険』
最終クール。正直ダレ気味だが、ジャンプ黄金期最後の大物は、流石に安定している。
『放課後のプレアデス』
あの一迅社も関与しているが、内容は薄い。作画は素晴らしい。
○ユニバーサル
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 続』
地味だが１期より確実に進化している。
今のフィールには、京アニや動画工房に並ぶ力があるかもしれない。
イケメン化した主人公のどもり声も心地よい。
今期はＣＶ江口拓也の主人公キャラが光っている。
『終わりのセラフ』
「でんでん現象」で有名な鏡貴也氏の原作。３度目の正直なるか。
内容は「オルタ」だが、続きが気になる作りになっている。
『アルスラーン戦記』
あの田中芳樹原作。だが作画も内容も期待外れ。
内容はもっと高密度にして原作を高速で消費するべき。
かつての名作『ＯＶＡ銀英伝』には遥かに及ばず、残念。
何より酷いのはopとedの駄曲。かつての小椋桂からの落差は致命的。
『グリザイアの楽園』
低予算で社会派気取りの話を作り齟齬を出すという、
エロゲー原作の悪い所が出ているが、
そうした稚拙かつ実験的な部分も、エロゲー業界の持ち味と言える。
