第1003回武藤記念講座 長谷川三千子氏

(2015.6.6 13:30- 国際文化会館

主催は「公益社団法人 國民會館」。
福澤諭吉の弟子で鐘紡の創業者である武藤山治氏が創設した団体です。


長谷川三千子先生は、埼玉大学名誉教授、NHK経営委員、
小説家野上弥生子の孫……などの肩書きをお持ちの方です。


演題は「憲法改正戦後レジームの克服」


共産党の志井和夫などが未だに拝み続けている「ポツダム宣言」は、
戦争中の敵国である日本に突きつけられた脅迫文書に過ぎない。
「受け入れなければ日本人を皆殺しにする」と書かれていたから、
当時の日本政府は受け入れるしか無かった。

だから、今更ポツダム宣言などに何の効力も無いし、内容も嘘だらけである。
警察が取調室で容疑者を恫喝して、冤罪を作り出しているのと同じだ。

……といったお話でした。


また、質疑応答では、
憲法改正は9条2項が最優先で、緊急事態条項などから手をつけるのは「逃げ」である、
長谷部恭男教授の「安保法案=違憲」発言は、「やるなら9条2項改正から」という意味だろう、

……といったお話でした。

私も、9条2項を改正しないで安保法案だけを変えようとしたら、それは違憲になると思います。
(「国の交戦権は、これを認めない」)



▼唸声講演メモ/長谷川三千子女史、戦後レジュームのネジレの原点とは
http://ameblo.jp/unarigoe/entry-12036018948.html






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