エロゲー界の西尾幹二・「嵩夜あや」氏の告発

http://yamanakowa.net/archives/001192.html


PSP地獄生還スレでもお馴染みの作品「処女はお姉さまに恋してる
のアニメ版の声優が、原作組から総入れ替えされたそうです。

(ログのスクリーンショット
http://www.tctv.ne.jp/mahocast/gr/2006061401.jpg
ログをすぐ消してしまうあたりが、西尾御大と違って、小心か、或いは、恥じらいの表れなのでしょう。

が、「娘」をスターチャイルドに「公開レイプ」された悲しみは、良く理解出来ます。
PSPは僕の娘」等と言っておきながら、エロとエミュで滅茶苦茶にした久夛良木氏とは正反対の、
素晴らしい親であることは、間違いありません。


キャラメルBOXは、嵩夜氏がシナリオを書いた「おとボク」だけが売れた一発屋メーカーで、
元からいるライターの作品は、丁寧ながら女性視点の押し付けが強く、
飛び抜けた売りの要素も無いので、あまり売れていません。

多分、fate劣化コピーのような次回作も、大してヒットせずに凡作で終わるでしょう。


藤岡信勝先生風に言えば、
エロゲーやギャルゲーを他のメディアに展開する時に、
原作者以外の人間が作品を改変させることは、日常茶飯事です。

が、勿論それは褒められたことでは無く、
プレイヤーの「強い思い入れ」や「感情」を食い物にしているという、ジャンル自体の特徴からも、
特に消費者の感情に配慮することが、必要になります。


そんな中、もうすぐPS2市場が終わります。
ゲーム界全体のパラダイムが転換し、久夛良木SCEが没落し、岩田任天堂時代の到来が近付いています。

この大規模な転換期(TVゲーム市場における第三の「軸の時代」)の中で、
エロゲー移植という商慣習にも、限界点が近付きつつあるのでは無いでしょうか。

最初期には、エルフの作品が数十万本単位で売れましたが、
最近は、その1/100以下の本数しか売れない移植作も多い。


アニメ化などで手に入るロイヤリティー(金)が割に合わないと感じるようなら、
同じホビボックス系列のメーカー「ういんどみる」のように徹底するしか、ありません。
あのストイックさを真似る事は、かなり難しいでしょうが。