「アニメコンテンツエキスポ」が、第二のTGSとなるのか?


日本のコンテンツ世界において、今最もマンパワーが集中しているのが、アニメ業界である。

http://www.animecontentsexpo.jp/areamap/index.html
ブースレイアウトを見ると、完全に、TGSのアニメ版である。

アニメ業界を完全に統制下に置いたアニプレによるSCEへの側面支援は現在、
任天堂も無視出来ないレベルの巨大な影響力に育っている。

週間数十本のアニメおよび周辺のTVCMは、
特に若い女性層のコアユーザー化=ソニー親派化に貢献しているのではないか。
ここを切り崩され任天堂は大きな収益源を失いつつある。
犬のプレイヤーがレベルアップえして「いぬぼくSS」にハマっているかもしれないのである。


「アニメコンテンツエキスポ」は当初、角川社長の檄の下、
東京都の表現規制に反対するアニメプロバイダーが集結し、
東京国際アニメフェア」をぶっ潰すために開催されるイベントだと思われていた。
http://www.tokyoanime.jp/ja/

が、この対決は直後の大震災で流れ、一年経って今年のラインナップを見ると、
ソニーソニーに操られた角川グループの仕切る、
アニメ業界における「ソニーの支配権、宗主国権」を誇示する為のイベントになったように見える。

これは、東京ゲームショウの目的が、
ゲーム業界における「ソニーの支配権」を誇示することである点と似ている。