実は、日本の伝統的子育てが、一番平和的で優れている。

明星大教授・高橋史朗 戦争の原因は伝統的子育てという幻想
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130119/edc13011907560001-n1.htm


>厳しい躾(しつけ)や罰を与える伝統的子育てによりトラウマが生じたという仮説に、
>フロイト理論に基づく強迫的な「神経症患者」(集団的な精神障害)という
>「劇的な概念」(ジョン・ダワー)が付け加えられ、
>それが「暴発」して侵略戦争になったという、とんでもない幻想が広がってしまった

>前述した会議を主導したゴーラーやミード、精神分析学者らの主張が
>「日本人の精神年齢は12歳」というマッカーサーの理論的根拠となり

>日本の家族制度を男が女を支配する階層制度として捉え、
>「結婚とは、子供をもうけて“孝”を果たすこと」と捉えたベネディクトの家族観、
>結婚観には「ジェンダー」研究の先駆者ミードとゴーラーの影響があったと思われる。


GHQによって日本の家族制度が攻撃を受け、現在もその影響が広がり続けています。

明治維新などに見られるように、歴史上、日本国内で行われた戦争は、
外国のそれよりも遥かに穏やかなものでした。
多神教的価値観が、母性尊重と社会の穏健化に繋がっています。


アルジェリアのテロ事件の反応にも、日本人の国民性が良く出ています。
私は、日本人の甘さは、悪いことだとは全く思いません。
対外的には守りを固め、世界で唯一のガラパゴスとして、この国民性を守り続けるべきだと思います。
むしろ一神教的な価値観に染まって日本人が日本人で無くなることの方が恐ろしい。
その時こそ、三島の悪い予言が完全に実現されてしまうのだから。


一神教的価値観の世界は個人がバラバラなので、
祖先と繋がっている日本人が「一個の人間として独立していない」(だから12歳である)
ように見えたのでしょう。
実際は勿論、日本人の持つ多神教的価値観こそが、世界で一番人間らしい優れたシステムです。
但し、多神教的価値観の維持の為には、日本列島のような島に住むことが必須なので、
大陸の人達には、その理解や維持は絶対に不可能です。


テロと対テロは、どちらも一神教的価値観の衝突で、
なおかつ対テロ戦争の原因は南北問題なので、根絶は不可能です。

甘い環境に育った日本人の多くは「話し合いで解決しろ」といった主張をしていますが、
大陸人には通用しません。

大陸から離れた水と食料の多い島国という地政学的条件が、日本人の甘さや穏健さを育てました。
日本人はこれからも世界一のガラパゴスとして、一神教的価値観から距離を置きつつ、
その素晴らしい国民性の維持に尽力すべきです。