他の国への内政干渉は出来ない。
その基本原則に最も業を煮やしているのは、他ならぬ脱北者である。
新聞記者の「かまとと」が拉致問題の解決を遅らせる(高英起) - 個人 - Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kohyoungki/20160227-00054804/
脱北者を美少女に模したことは極端だとしても、
「組織防衛」と「普遍的な善悪の概念」が衝突した場合、どのように対処すべきか……
本作はそれを、見る者に問いかけています。
命令違反を犯してでも、人道上の行動を優先する、という、
本作の判断は正しい。
人権を蹂躙している専制国家との「国交正常化」など、あってはならない事なのです。
あるいは、かつて脱北者に手を差し伸べなかった日本の外務省への批判も込められているのか。
（「瀋陽総領事館北朝鮮人亡命者駆け込み事件」で検索）
もちろん、移民推進に繋がる主張は自国民の困窮を招くので、
現実的な解決法は「現地の民主化」しか無い。
