昨年ぐらいから、自分の言動の指針として
「吉田松陰ならどうするか」ということを、念頭に置いています。
私の理解での松陰の行動原理は1点です。
「どこの誰を相手にしても、思うところを包み隠さず伝えること」
獄中にいる他の囚人や、自分を捕まえた幕府の役人に対しても、
堂々と政治思想を説いた。全てを話した。
そして、正直に話し過ぎた為に危険人物と看做され、処刑されてしまった。
それでも、処刑の直前まで説法を続けた。
「至誠にして動かざるは未だこれ有らざるなり」
もちろん現実には綺麗事に過ぎませんし、
保守運動でも最近「至誠」とはかけ離れた言動に多く接して、
正直かなり失望しています。