ゲーム業界人兼真正保守という逸材でありながら、

イメージ戦略の重要性を、まるで理解されていないようです。
http://d.hatena.ne.jp/kikori2660/20060110#p1

前半は良いのですが、後半が駄目。


ニンテンドーDSPSPを圧倒した最大の理由は、岩田社長がマカーであったため、
アップルのデザイン戦略やイメージ戦略を、忠実に模倣したことにあります。

ただ出来の良いゲームを作れば売れるという山内時代の考え方で、
SCEにやられっぱなしだった過去を、思い返すべきです。



今日の集会も、会場外に、街宣右翼のような外装の車が、止まっていました。
また、配布されていた「郷守人」という冊子も、香ばしい作りでした。

今日撮影した画像でも、証明されています。このような街宣ウヨ坊的な装飾では駄目です。
集会を見る度に、うんざりしています。



認知度や好感度を上げる為には、敷居を下げて、分かりやすく、親しみやすく、
消化吸収しやすい形で伝えることを、考えるべきです。

「関心の薄い第三者から、どう見られるか」という他者の視点が、真正保守人には、抜け落ちています。
もう少し「身づくろい」をすることを、考えるべきです。

この点は、ポップカルチャーやコンテンツに強い左翼が、大きく先行しています。
TVドラマも同人界もエロゲー界も、殆どサヨフェミで埋め尽くされています。



ピーコでは弱い。絶対的な影響力を国民に与えられるイメージ戦略と司令塔、
小泉純一郎を簡単に倒せる、颯爽とした若く恰好良い英雄」が、必要です。
喩えるなら、真正保守版ラインハルトのような輝かしい指導者だけが、全国民を開眼させることが出来ます。



こちらの方が説得力があります。が……
http://silly-talk.cocolog-nifty.com/silly_talk/2005/12/post_0480.html

もうお解りでしょうが、真正保守組織は現在、「窮乏の極み」にあるので、やりたくても出来ないのです。
お金も企業の支援も、人手も有能な人材も無いので、それらが必要です。
真正保守人達は、皆、一杯一杯で、ボロボロでギリギリの極限状態なのです。


この人のしている事は、瀕死の病人に説教しているようなものです。
真性保守に必要なものは、勿体ぶった策では無く「金と人材」に他ならないのです。


また、人には、「向き」「不向き」があります。学者にTVコマーシャルを作らせることは出来ません。
解決するには、
・「優秀な広報」にお金を出して、協力して貰う。
・「優秀な広報」が真正保守思想に目覚めて、協力してくれることに期待する。


元々、この手の政治組織や、代議士事務所等に、使える人材が集まってくることは、ありません。
現実に人生が上手く行っている人は、人生を楽しんでいて、危機感や関心を持つことは無いからです。
組織を回して高給を払える金が無い限り、使える人材は、得られません。


※「使える人材」とは、「有能な人材」では無く、
「良い環境で育ち、潜在能力が充分に発揮されている『運の良い』人」のことを指します。
「無能な人材」という物は、存在しません。能力を開花させる環境が無く、運が悪いだけです。



まさに、「貧すれば鈍する」という言葉通りの状況です。


日本的な日本人の思想シェアを伸ばすには、
先ず、自らの資金源の確保と、敵の資金源を断つことが不可欠です。

例えば、憂国系の企業を応援して、ユニクロのような売国系企業を駆逐することが、必要です。