2ちゃんねるに擦り寄る西村幸祐氏の「論者的限界」

ところで、募金等で貧乏人から資金を集めるタイプの政治活動は、
宮台真司氏の言われるように、すぐに息切れすると思いますし、既にその兆候が出ています。
ですから、西村幸祐氏が言われたような正面戦・物量戦になれば、今年保守は確実に敗れて失速します。


>私はこの文章に、「「2ちゃんねる」を「同志」にし始めた西村幸祐の焦燥」を感じ取る。

http://kgotoworks.cocolog-nifty.com/youthjournalism/2005/05/post_f89f.html
ここで言われる通り、西村氏は、必要以上に2ちゃんねるに媚びている節があります。
不特定多数の人が集まる、単なる「場」でしか無い2chに、過大な期待を寄せることは禁物です。


「敵に回すと恐ろしいが、味方にすると頼りない」

という、2ちゃんねらーの本質を表した言葉を、常に念頭に置くべきです。


西村氏は、編集執筆などのエキスパートなのでしょうが、
ネットリテラシー能力や総合的な保守思想構築能力は、必ずしも高いとは言えませんし、
専門外の分野に必要以上に忙殺されることは、御本人の為にも周囲の為にもならないように思えます。


通常、組織も物も、作るより壊す方が遥かに簡単なので、
敵の資金源を断つ為のネガティブャンペーンに傾注する方が、効率的だと思います。
礼儀正しい決闘を気取っても、狙撃され討死するだけです。
兵力の少ない方は、ゲリラ戦に徹するのが常道です。