信仰について――こう題したコラムの連載に先立って

今日は、広島の母子殺害の裁判が、ありました。


被告側は、大衆の同情を買うために、ありとあらゆる手段を使っています。
「民意」や「裁判官の心証」を味方に付けることに成功すれば、
弁護団が勝ち、死刑を回避出来ます。

こうした「思いの力」は、事件の真偽よりも大きく、裁判の判決に影響するかもしれません。

もちろん、個人的には、弁護側の戦術は、どれも詭弁にしか見えませんが、
死刑廃止派」等の人々の「信仰」の力が、民意を動かす可能性も皆無とは言えません。



ところで、若し、被害者が成人男性で、加害者が女であれば、
ここまで大きく報道されることは無いでしょう。
女子供の被害は、成人男性よりも、一般人の同情を引きやすいのです。
女子供を盾にする「手口」は、通常、左翼やフェミニストの常套手段ですが、
この件に限っては逆なので、死刑反対派が苦戦しているのでしょう。