産経新聞社内に左翼が侵略している。保守人なら、産経叩きより先ず味方の応援を。


>「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
>      平成21年(2009年)8月27日(木曜日)貳

  ♪
>(読者の声3)8月25日付けの『産経新聞』を開いて衝撃をうけました。
>法政大の左翼教授・田中優子がなんと一面に登場していました。
>南京大虐殺の嘘を言いつのった本多勝一やら佐高信らと同じ『週刊金曜日』の編集委員です。
> これで産経も支援者を失うでしょう。産経は田中の経歴を調べたのでしょうか。
>    (IM生)


>(宮崎正弘のコメント)彼女は江戸学の権威だそうですが、二十年ほど前にデビューの折、
>「江戸時代を記述するに元号を用いないで西暦のみで表現しています」と喋っているのを何かで読んで、
>この人、学者だろうか?と率直に疑問を抱き、爾来まったく読んでいない人ではあります。
>西暦だけの表記は確信犯的な左翼の表現方法ですから。
>日本の歴史は元号であらわし、併記してカッコのなかで西暦を入れると良いのです。
>たとえば昭和が平成になった年号は1989年です。平成元年は昭和64年で、ともに1989年です。
>元号を併記しないと分からないことがあるのです。西暦だけで江戸時代が分かる? 筈はないでしょう。



結構前から、産経新聞社内に反日左翼が侵略し、良識派社員への攻撃をかけているそうです。

原因は不明ですが、私の推測では、産経の経営難で、「部数を上げる為に」右翼思想をやめろ、
ウヨ記事だけでは儲からないから、「『働く女性様』向けの記事を増やして、部数を増やしなさい」
という一部社員の主張が、社内でじわじわと拡大しているのではないかと思います。
(これは、戦略としては、日本経済新聞社の後追いです)

最近の産経には、「ワーキングウーマン」に媚びた記事、フェミニズム色の強い記事が増え、
中年女によるコラムが激増しています。
こうしたフェミ女の出自に左翼が多いので、今回たまたまウヨ読者が気付いた、ということなのでしょう。



現在、新聞社の中で唯一日経が伸びている原因は2つ、
一つは「自分磨き」「スキルアップ」「キャリアアップ」です。
これは、任天堂タッチジェネレーションの「脳トレ」や「えいご漬け」等と同じ手法です。

紙面に「自分磨き」「スキルアップ」「キャリアアップ」に役立つ内容を増やし、
その中に保守思想を少しずつ混ぜていく、といった工夫が必要です。
本来『女性の品格』のような「道徳」をネタにした「自分磨き本」は、保守の側から出ているべきでした。
が、保守陣営の道徳関連書籍は、ライトユーザー向けのスキルアップ書の体裁を成していません。
それが出来る執筆者も経営資源も、貧乏保守には無いからです。

残念ながら、半端に日経の後追いをした今の産経を読んでも、
「自分磨き」「スキルアップ」「キャリアアップ」の役に立つようには見えません。
「大学の入試に出る」朝日の方が、自分の社会的地位向上や収入向上の役に立ってしまうのが現状です。


もう一つは、企業の広告紙となって、スポンサーである企業とがっちり癒着していることです。
これは、ゲームで言うと「ファミ通」ような生存方法です。
産経はイデオロギー色が強いという見方をされるので、本来経済紙だったのに後れを取っています。