平成「尊皇」論――今こそ正気の光を(松浦光修)

(『別冊正論14』)

Y染色体」と「堕ちたゴーマニズム」の印象が強過ぎて、
松浦先生の論文を、すっかり見落としていました。


中井ハマグリの話や、南北朝の話が出ていました。
高師直・師泰兄弟が不敬だったという話は面白かった。

皇統は「徳や能力」ではなく「種」であるという解釈は、
長い議論の末に、大天才・本居宣長によって確立された。
北畠親房の時代にはまだ確立していなかった)

という内容でした。
神皇正統記の作者と言えども、絶対的に正しい存在では無いということです。
「大家に媚びリスト」にとっては耳の痛い話かもしれません。