任天堂とつんくとモー娘は、時代遅れの設計主義だ。

スマイレージ、AKBに“宣戦布告”
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/08/15/0004368940.shtml

>“戦略”よりも、音楽の質で正々堂々勝負する、とコメントした。

音楽の質などというものは、コンペをかけて大量の作曲家から選りすぐれば、
XGの天才」中田ヤスタカでさえ簡単に超越出来る代物です。


つんく任天堂は、時代遅れの設計主義を未だに続けている点で共通している。
(自分が予め全てを設計し、それをユーザーに押し付けるというコンテンツ制作手法)


21世紀に入って、すでにコンテンツ市場は設計主義の時代が終わり、
エセ草の根・ステルスマーケット等による「祭り」の時代に入って久しい。

現在は、コンテンツそのもの以上に、ユーザーを踊らせる為の工夫が重要になっている。
コンテンツの質を高めるだけでは駄目で、
様々な異業種やユーザー・偽装ユーザーなどと有機的に連携し、
より大きな「祭り」を演出することで、ユーザーの購買意欲を増大させ、
売上げを伸ばす時代になっている。

その先駆者がコミケである。
コミケの爆発的消費力はアニメコンテンツの複合/融合、
アニメコンプレックスによるコンテンツの核融合に他ならない。

この爆発力は任天堂をも吹き飛ばす巨大な力だ。つんくごときロートル作曲家では、
天才マーケッター秋元康の足元にも及ばなかった。


>質の高い48人は難しい。モーニング娘。も14人だったけど多すぎた

これがつんくの限界、400人から1人を選ばせる秋元の先進的戦略に比べると、
正しく周回遅れである。

また、メンバー入れ替えについても、モー娘の場合、
決めるのは作り手側なので、ユーザーへの押し付けになる。
総選挙という名目でユーザーに選択を委ねる秋元の戦法は先進的である。