イデオロギー抜きで、増田ひろや候補の政策を考えてみる。


今、各候補が主張している「発言」は、単なる人気取りが目的の口約束に過ぎません。
各候補がこれまで何を行ってきたか、その「行動」で判断するべきです。

増田氏が過疎地の岩手で行った、赤字覚悟の「未来への投資」は、
大震災やその前後の日本に、少なからぬ貢献をしています。


http://www.slowlife-japan.jp/modules/kawaraban/index.php?page=detail&bid=272
学会コラム<緑と絆の木陰>  増田寛也野村総合研究所顧問)
新幹線開業の光と影   


Wikipediaより)
>「国の財政的限界で(中略)いずれ公共事業に予算が回らなくなるのはわかっていた。
>だから、東北新幹線花巻空港、釜石自動車道など(骨格的な事業)は、
>先にやってしまおうと思った」と答えている[13]。


岩手時代に赤字を作り出したという、その使い道は「インフラ」でした。
新幹線や空港などを過疎地である岩手に作ったら、短期的に赤字になるのは当然です。
それでも、列島全てを新幹線で繋ぐことには、長期的には意義がありました。
ですから、そこを叩くのは間違っています。


Facebookより)
>切るべき公共事業を切ってきたことで、当時の岩手県内の方々からご批判

増田氏本人は「コストカット派」のようです。
例えば、道路を2本作る予定だったところも、一本に減らされています。
岩手県内の方々」というのは、小沢一郎氏に近い方々のことかもしれません。


短期的に出てきた数字だけを槍玉に上げるのでは無く
長期的に見た収支や、収益以外の存在意義(ライフラインなど)についても
考えを巡らせるべきでしょう。

新幹線、空港、自動車道……
いずれも現地人だけで無く、そこを往来する東京人や全ての日本人にとって有用なものです。
東日本大震災の時だけを見ても、相当の意義があったのではないでしょうか。

(例えば、飛行機が苦手な人は、移動に常に新幹線を使います。
そういう人が北海道に行く場合、途中で特急に乗り換えるので、どうしても2日かかってしまいます。
新幹線であれば、一日かからずに札幌まで行けるのです)



http://dot.asahi.com/wa/2016071200239.html?page=3
>「増田さんは総務相時代、東京都の法人事業税と法人住民税を毎年数千億円規模で、地方へ配布している。
>つまり、都民のために使われるべきカネを、無関係なところに流している。
>そして彼は高齢者は地方へ移れという発想なんです。
>東京都がせっかく特別養護老人ホームを造ってきたのに、
>高齢になったら田舎に住めというのは、一方的な主張だと思います」


皮肉にもこの記述は、私の増田氏に対する印象を良くしました。

東京都は、地方から若い人手を収奪することで、黒字と富を築いています。
だから、そうして得た富は、ある程度地方に還元しなければならない。

(東京都の難しさは、「東京を故郷とする愛郷者」の割合が他の道府県より圧倒的に低いこと、
および、放っておいても地方や海外から、若い人手がどんどん集まってくることにあります)



また、増田氏のビジョンは合理的です。

それは、
「子育ては郊外」
「仕事は大都市」
そして
「老後は故郷」
を推奨するという、人間的かつ持続可能な都市設計を示唆しているからです。

増田氏のグランドデザインは、人類のあるべき未来を示しています。


「故郷で老後を過ごす」という選択肢を用意して、その目的の為に、
駅の近くに「介護産業」を移転させれば、立派な町興しになる。
地方の駅前のシャッター街を、少しでも活性化出来る。
何より、既に飽和している東京の人口を少しでも減らすことが出来る。

これは「展都+α」という感じでしょうか。
遷都が不可能で展都も限界、関東平野の飽和状態を今、何とか「分散」させなければいけません。


都心のオフィス街の近くに託児所や介護施設を乱立させるといった、
近視眼的な経済効率最優先の路線では、過密化と過疎化が更に加速します。
人類活動の全てを都心の一箇所に集中させれば、首都東京のインフラは確実に破綻します。


かつて伊奈忠次が作った用水路も、首都圏の過密化でパンクしつつあります。
石原慎太郎氏が地下深くに作った「大江戸線」さえパンクするでしょう。
電気も、通常道路も高速道路も、首都圏は限界を超えています。
高層マンションに詰め込まれたニホン人や中国人に与える為の食料も、このままだと枯渇する。
既に高級食材は枯渇しつつあります。


正直に言って、現在の山手線周辺地域(豊島区を含む)は、
この先どうあがいても、子育てに向いた地域には出来ないでしょう。

緑や土が無い、山歩きも虫取りも出来ない、高層ビルばかりで空も狭い……
オフィスや観光には向いていても、年毎に、人の住める場所では無くなりつつあります。

現在の都心部は、水どころか酸素さえ枯渇しているように感じられます。
皇居の緑が無ければ、息さえ出来ない場所になっていたかもしれません。


他の候補からは、決して出てこないであろう発想です。



http://www.h-masuda.net/policy.html
言っている事の大部分は、女権汚染された自民党の物と変わりません。
この点は、他の候補も同じです。

増田氏独自のものは「地方・東京連携プロジェクト」でしょう。
知事候補の中で、真の意味で地方を見てきた人は、増田氏だけです。



イデオロギーはともかく、少なくとも地方政治について
増田氏は長期的なビジョンを持っているようです。

他の候補には、そうした能力や人生経験が皆無であるように思われます。




↓転載

【世間知らず丸出しのバカ女】小池百合子氏、全車二階建て構想。鉄オタ失笑!©2ch.net [674939481]
http://hitomi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1468385724/

>1 名前:スレ立て依頼 転載ダメ©2ch.net (ワッチョイ 97be-orpU)[ageteoff] 投稿日:2016/07/13(水) 13:55:24.75 id:erI2lxhy0 [1/7] ?2BP(1000)

>・・・昔、全車2階建ての快速ができたんだが、乗降に時間がかかって廃車寸前になっている。
>まともに考えればすぐわかる。

>小池百合子って電車に乗ったこと無いんだろうな。庶民性ゼロだわ。