携帯ゲーム機は携帯電話に食われるのか?

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0509/29/news077.html


最近は、馬鹿な親が、決済能力の無い子供に携帯を与えるようになりました。
このため、携帯電話ゲーム市場は、
自制心が充分に育っていない子供の弱みに付け込んで、際限なく肥大化する可能性があります。
(もっとも、既に大きな子供から集金出来ているようですが)

※馬鹿から金を搾り取るのが資本主義社会の構造なので、やり方の善悪を論じる意味は無い。


つまり、携帯電話の欠点は、入力デバイスをゲーム専用に特化出来ないので、操作性が悪い、
という一点だけです。


従って、
任天堂が統一携帯電話ゲーム規格でも作らない限り、継続的な広がりは望めません。
(他に、ゲームデバイスを進化させられる企業は、世界のどこにも無い)



但し、任天堂が、自前のハード戦略を捨てて、携帯電話に屈服するかどうか。
また、NTTやソニーなど全ての携帯電話メーカーが、任天堂のフォーマットの下僕となって、従うかどうか。

ロイヤリティーも含めて、かなり難しいでしょう。



個人的には、携帯電話に様々な機能を集約させるという、大前研一のような考え方は嫌いです。
危機回避のためには、ハードウェアを分散して持つのが一番良い。

さもないと、携帯電話ひとつ紛失しただけで、何も出来なくなるような人間が増えます。

例えば、お金だと、ポケットや鞄など、いろいろな場所にしまって、危機回避を図れます。
電子マネーしか持っていなければ、携帯を落としたら終わり。