今日見つけた名言
>自分の持ってるゲーム機がシェアトップでソフト沢山でりゃ少しは気分よくないか?
そこから、勝利感、高揚感を得られれば、それが最高のエンターテイメントです。
TVゲーム等の娯楽自体が、元々、消費者に爽快感を与える為の一つの手段に過ぎないので、
敵を倒して勝ちハードになるということは、
TVゲームがユーザーに与えられる最大の娯楽であり、一番の良薬でもあります。
プロ野球で例えるならば、数年に及ぶ長いペナントレースを制して、
そこから更に何年も祝宴が続くようなものです。
しかも、莫大な利益を得られて、その金を正しく使えば、自社ユーザーを更に楽しませることが出来る。
(ソニーのようにバカみたいな金の使い方をしたら、御終いですが)
その勝利感に比べれば、ゲームの内容自体で一喜一憂するなど、非常に小さな娯楽に過ぎません。
こうした真実は、実は、TVゲーム等の娯楽作品が内包している限界でもあります。
逆に、負けハードに属していると、気付かないうちに、ユーザーまでが精神萎縮させられてしまいます。
だから、最近の若い人の多くは、要領良く立ち回って、常に勝ち組に付こうと必死なのです。
自分が充分な行動力を得る為には、何よりも先ず、精神的な高揚感を得ることが必要だということを、
無意識のうちに体得しているのでしょう。
私が精神的にボロボロになっている原因の一部は、長年負け組ハードに属していたことにもあるのです。
ですから、西尾幹二氏など真正保守の年配の方々は、変なプライドに縛られていて要領が悪過ぎるので、
もっと「したたか」になって、
政策の優先度をシビアに考え、常に負け組になることを避けつつ、自身の高揚感を高めて、
自分の方向に少しずつ啓蒙して行く、といった政治的バイタリティーが必要です。
そうしないと、人手も味方も行動力も増やせません。
例え、どれほど正しい思想でも、聞き手のことを考えずに、分かり易く広める努力を怠れば、敗北します。
以前中宮氏が書かれていたことが、西尾氏の限界を示唆していたことに、漸く気付いた。