「イメージ戦略」は悪くない。有効な手段。

日録掲示板に、「イメージ戦略」は、左翼的な手法だから嫌だ、といった書き込みが、ありました。
こうした、余計なプライドが、真正保守人の最大の弱点です。
頭の固い年配の方々はともかく、今、直接被害を受けている若い人達は、もっと身軽に動きます。


例えば、人権擁護法案反対運動の「デモ」や「ビラ配り」も、私から見れば、左翼的な手法です。

今は危急存亡の時なので、お上品に手段を選んでいては、いけません。
多くの人々の生死が、思想面の生命が、かかっています。


敵と同じ武器を手にすれば、少なくとも、引き分けに持ち込むことが出来ます。
昔ながらの保守人のやり方のままでは、先日の衆院選のように、身包み剥がされるのが落ちです。


また、大衆迎合は良い事です。
むしろ、大衆に分かって貰おうとする努力を放棄して、
「自分達だけ分かっているから偉い」等と、大衆を見下すような態度は、絶対悪です。
そうした中二病的な傲慢さは、筑紫哲也のような左翼、佐伯雅司等のソニー社員、小倉秀夫等に見られます。



ゲーム経営者で言うならば、「久夛良木健になるな。岩田聡になれ」ということです。


若し、「良い考え方であれば、黙っていても普及する」等と考えているならば、それは大変な間違いです。

PSPPS3は高性能なのだから、客は皆喜んで買う」といった、低脳な思考回路と同じです。
見た目の大きな引き出物を有り難がるような人と同じレベルのメンタリティーに過ぎない。

そうでは無く、
「より多くの人に、ゲームに親しんで貰うために、敷居を低く、分かり易くしよう」
といった、客の顔色を常に伺うぐらいの、真摯な低姿勢が必要です。


「イメージ戦略」は、決して民衆を騙すこと、という意味ではありません(小泉陣営の場合は騙しですが)。
正しい考え方を、より分かり易く、広く伝えるための、有効な手段の一つです。