9.11で小泉自民党が大勝し、要領の悪い真正保守と左翼民主が、共に惨敗した。
年末商戦でニンテンドーDSが大勝し、PSPはオタク男専用エロハードに転落した。
コミックマーケットに人が溢れ返る一方、他の中小イベントは、同人・企業の双方で、斜陽化している。
秋葉原ヨドバシに人が溢れ返る一方、他の秋葉原の家電屋は、家族連れも寄り付かず、閑古鳥と化した。

そして、ネット上では「2ちゃんねる」が本家あめぞうを倒し盟主として君臨し、
「ふたばちゃんねる」のような新機軸を除いては、書き込みが集まらない。



あらゆる分野で見られる「勝ち組への一局集中」という現象が、去年は特に顕著でした。


これは、負け組に属してしまうと、投下した資本が無駄になってしまうので、
常に勝ち馬に乗ることで、生存と繁栄を目指すという、要領の良い手法の基本です。

例えば、セガハードに貢いで、負けると、コレクションは、価値の低い過去の異物と化してしまいます。
そこで、私は去年、経営資源を大きくDSに投下した。


要するに、エニックス型の経営を、国民の多くが行うようになってきたです。


常に、勝ち組を見極め、加わることで、自分自身の士気を高めつつ、
その中で「自分らしさ」を発揮することに努めること、「自分自身の思想シェアを伸ばすこと」が重要です。



そうして手に入れた経営資源の使い方も重要です。
更なる創作や鍛錬の為に、ギターや自転車を買うか、
それとも、キャバクラやゴルフでバラ撒いてしまうか。
最初に泡銭を手にする努力よりも、その後の方が重要です。