つくる会内紛――政治団体版「愉快ナル理想工場」を目指して

http://tadasukai.blog58.fc2.com/blog-entry-40.html

新田均先生のブログ更新が、終了したようです。
大筋については、ほぼ明らかになりましたが、怪文書の作成者など、幾つかの謎も残っています。
謎を残したまま放置すると、後で何らかのしこりになるかもしれません。


新田先生の語られた展望は、概ね、「愉快ナル理想工場」の政治団体版、と言えます。

サファリパークのように、色々な人や団体を放し飼いにしていれば、
ネタの引き出しも確保出来ます。いつか、それが役に立つかもしれません。

また、「ファブレス経営」に通じる考え方も出ています。


>小器用に著名人の思想や言葉をつなぎ合わせているだけの若者がチヤホヤされて

そういえば、引用が殆どで、自分の考えた文章が殆ど無いブログが、どこかにあったような……


私のブログは、元々、引用を極力抑えて、自分の言葉だけで綴っています。



○新田・八木先生側に足りない物は「ネットへの取り組み」


以前どこかで「八木先生はネットを軽視している」といった書き込みを見ました。
真偽は不明ですが、今回の内紛がこじれている原因の1つに
「西尾先生側が、ネット上で優位に立っていること」があります。


西尾先生は4年前にインターネット日録を立ち上げ、
ネット上での支持を、どの保守教授よりも多く広げて来ました。

加えて、現在の日録の技術担当者も、あらゆる手段を用いて支持拡大に努め、
ネット上には、彼(のおやびん)の政策を支持する、緩やかで巨大なネットワークが完成しています。

この、普段から養ってきたネットワークが、今回ネガティブに働き、虚偽の側が優勢になっています。



新団体が最初に行うべきことの1つに「インターネット上での橋頭堡を築くこと」が挙げられます。

1.見やすい、読みやすいサイトの作成(フラッシュ使用は厳禁)
2.IP単位でアクセス規制の出来る、見やすい掲示板システム

1.は、凝ったことをする必要は無いので、誰にでも出来ます。
が、最近のソニーのように、無駄にフラッシュを使うと、見にくくなるのでダメです。

2.は、荒らしに介入されない為に、完全匿名を禁止することも必要です。
実際、「日録」のシステム自体は優秀です。運用している人間のモラルは怪しいですが。



まだ暫くの間は、ネット上では、西尾先生側の優勢が続くでしょう。
ネット上の保守ブロガー達が、言わば「逆デジタルディバイド」状態に置かれていて、
情報弱者と化しているからです。

一般人のブロガー達には(当事者や関係者からの)一次情報を得る手段が無く、
内紛関係の大量のログを見比べる時間も無いので、
「有名で親しい」西尾先生のサイトの能書きだけを鵜呑みにしてしまう傾向が強い。



・「天才バカ板!」で、伊藤隆先生の辞表が公開されていました。
http://happytown.orahoo.com/midnight-run/



・カンジー西尾先生が小林よしのり氏と仲直りしたらしい。
http://www.nishiokanji.com/blog/2006/06/post_341.html

ただし


・クライン氏の日記によると、西尾幹二先生が水島聡社長に擦り寄ったが失敗した模様です。
http://www2.diary.ne.jp/user/119209/(6/25分)
つくる会内紛」については、水島社長は「中立」とのことです。