つくる会内紛――西尾幹二講演の残した負債

・今回も日本会議を徹底糾弾しので、これで藤岡信勝氏との間に、再び亀裂が入った可能性がある。

人権擁護法案反対運動の名を冠した集会で、主催者の平田文昭氏が自ら「情報統制」を行ってしまった。
特高警察に反対しているはずの人が、自ら特高警察になってしまった。

・録音テープなどの物的証拠が無いので、リアルで活動している人々は反論し難い。
が、西尾氏の文言は「西尾系てっく親派ネット保守」にとって気持ちが良いので、
嘘の情報を信じる人が、ネット上に蔓延する。

リアルでの保守運動も、一連の西尾虚偽によって少なからぬダメージを受けていると思われます。



録音や撮影を封じた目的は、

・情報の外部への流出の阻止
・「物的証拠が残らない」為、何を言っても安全な状態になること

あたりと思われます。

既に西尾氏は、百人斬り訴訟船橋焚書裁判等も担当している内田智弁護士から、
損害賠償を求める配達証明を送られており、
西尾氏側の対応次第では、法廷に持ち込まれる可能性もあるかもしれません。

万一の裁判戦も見据えて、証拠を残さず味方を増やす方法を考え、実行したのでしょう。

つまり、西尾氏側の主目的は、集金よりも、「会場に集まった人々の信仰の強化」の方が強いと思われます。



ネット上では、今なお、「西尾系てっく親派ネット保守」の勢力が根強い。

とは言え、今回の、「集金と恨日本会議洗脳」を目的とした、西尾陣営の起死回生の策は、
キャパ188の会場でも空いていた、ということで、概ね失敗に終わったとも言えます。



西尾系ネット弁慶保守は、リアルでの動員力と資金力に、繋がりませんでした。