初代ガンダムの映画版が再放送されていた。

テレビ埼玉、1/2-3)

初代ガンダムが25歳向けとすれば、ガンダムAGEは5歳向けである。
初代は、キャラクターが登場して間も無くどんどん死んで行くが、存在感があり喪失感も大きい。
私がガンダムを初めて見た時は12、3歳だったが、別に難しいということは無く普通に楽しんでいた。
(人間は、本でも何でも、分からない部分は読み飛ばすように出来ているので、
年代に応じて、分かる部分だけ楽しめればいい)

映画版はダイジェスト版なので、TV版に比べて色々と端折られているので内容は薄い。
それでも最近のアニメに比べれば、遥かに質が高い神アニメといえる。
初代は他のガンダムとは違い、日本のオタク向けコンテンツの礎となり、
日本のアニメ・ゲーム業界の隅々にまで絶大な影響を与えた。

アニメに限らず最近の作品の殆どは、戦争等の描写が幼稚な作品、
あるいは女子供向けホームドラマである。
これはアニメの闇と言えるのではないか。
子供を舐めてかかる最近の製作者には問題があるのではないか。
あるいは社会全体が幼稚化しているのか。