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『キルミーベイベー』は、物語性も萌えもエロも百合も無く日常系でも無く、敢えて言えば、
2流の芸人が「間延びした」ドツキ漫才を延々と続けているような代物です。
売上的には爆死したものの、ネタ的・記号的なキャラクター力はかなりのものだったので
認知度が高まったと思われます。
登場キャラクターの数が極端に少ない等、極限まで少ない経営資源をピンポイントに振った作品は
今のところ他に無いので、キルミーと比較出来る作品やカテゴリーは存在しません。
会場周辺の、アニメファン向け聖地紹介から。
ポニーキャニオン。
キルミーをアニメ化し、粘り強く支え続けた。
他には『ゆるゆり』『あっちこっち』等が有名。
全身ガラス張りだからか、隣の建物が写りこんでいるようだ。
今期は『ワルキューレロマンツェ』他全6作品を展開しているが、やや苦戦中。
テレビ東京。
キルミーとは無関係だが、「イカミルニャルきゅーぶS」の『イカ娘』『ニャル子』始め、
『ゆるゆり』『弱虫ペダル』『ぎんぎつね』など、多くの深夜アニメを放送した。
オフィスとマンションと大使館の街だからか、休日には殆ど人通りが無く、一部の飲食店は閉まっていた。
隔離場所としては絶好の場所と言える。
客の入りは、大体満員だったと思いますが、空いてる席も多分30ぐらいあったように見えた。
また、今回は入口で厳重に本人確認が行われた為、
転売屋からチケットを買った人は入場出来なかったそうです。
客層は『ゆるゆり』に比べるとかなり真面目で大人しく見えました。男女比は同じぐらい(19:1程度)か。
ペンライト他の武装率も低く、個人的には、オタ芸や奇声を発するタイプの人達も、
ある程度いた方が場が和らぐようにも思えた。
出演者は、声優3人、プロデューサー3人、楽曲制作者3人……と、
ある意味バランスの取れた布陣でした。
686と同じく「3人で回す」というのも、キルミーの慣例の一つなのか。
印象に残ったのは中村Pの活躍振りとEXPO起用の経緯、はかせ氏の司会です。
内容は殆どがトークで、歌ものは、op曲を2回繰り返しただけでした。
ラジオコーナーの企画では、田村睦心さんのハンマー攻撃の速さに驚きました。
が、ガードは甘かったようです。私の場所からは全く見えませんでしたが。
サプライズは最後にお渡し、声優3人が来場者にポストカードを渡すというものでした。
このイベントが行われたこと自体、奇跡のようなものだったのでしょう。
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