「P'sLIVE 05」に、行きました。

http://pslive.jp/


集客は前回の8割ぐらいで、私服の人が多かったように見えました。
スタンドとアリーナの一部に暗幕がかり、
アリーナDの一部が関係者席になっていて、Eブロックが離れ小島になっていました。



今回も『ゆるゆり』勢は開場前から圧倒的で、ハッピなどの武装率も高く目立っていました。
会場内も、「Re:ステージ」のアプリに『ゆるゆり』のコラボが発表された時と、
中盤のごらく部のステージが、一番盛り上がっていました。コールも今回が一番良かった。
アリーナB5という、ステージから結構遠い席だったので、
メンバーがゴンドラで回って来てくれたのは有難かったです。

また、今回は目当てがごらく部だけだったので、大半の時間は地蔵になりながら、
目の前にあった「ゆるゆりハッピ」の「キャラクターの絵」に、心の中で語りかけながら過ごしました。
余談ですが、一迅社が以前出したフルカラーのハッピは、凄く出来が良い。
品質が丈夫で、発色が凄く良いので、着ないで見ているだけでも良い。
全種類揃えても良かったかもしれません。



全体としては「ミライスタート」と「みんなでイエー☆オーッ!!」以外は、大体聴けたようです。
キラーチューンの「ライスとぅミートゅー」を後ろに回したことで、
竹達彩奈さんによる立ち上がりは、いまひとつの印象でした。

相変わらず、爆死アニメの主題歌オンパレードは壮観ですが、
「02」と比べると「愛され枠」のアニメ作品が減りました。
これは、『桜Trick』以降、日常系の萌え作品が無いことや、
打率10割の川原Pが女性向け作品に移行したことも一因でしょう。
ごらく部が中盤で場を牽引しなければ、どうなっていたことか。
今後は『イセスマ』などEXIT TUNESのタイトルも合流すれば良いのでは。



以下雑感。



「ラムのラブソング」
シンセ音を前面に出した『うる星やつら』の初期の音楽に、私は絶大な影響を受けていて、
中学生の頃「うる星やつらMUSIC CAPSULE 音楽編」を手にして以来、シンセ音至上主義者です。
今回はロック風のアレンジでしたが、やはり「今の現役の曲」に比べると「乗り」が良くないことは否めません。
とはいえ、オタク生活の原点とも言える曲をこの場で聴けたことは、素晴らしいことでした。
ペンライトは、ラムの虎縞ビキニの色である「イエロー」に染まりかかりましたが、
敢えてこの曲とアニメのオープニング映像の淫靡な雰囲気を表現した「ピンク」を指定した人も多かった。



「タッチ」
原作は大体見ましたが、アニメは殆ど見ていないので印象は薄い。
それでも、あの時代の曲をこの場で(以下略)。



「O×T(オクト)」
大石昌良氏が『野崎くん』opの冒頭で見せた「弦を叩きつける演奏」を見たのは、2014年の楽器フェア以来です。
あの奏法は、エレキの速弾きよりも、技術的に難しいのではないかと思います。
その時も今日も、原曲のダサポップがカッコいいファンクにアレンジされていました。
正直に言って、女性向けのフェスを別に開催してそちらに移動して頂いた方が良いと思うのですが、
そういう部分に無頓着で混ぜてしまうアバウトな体質は、ぽにきゃんの短所であり、また長所でもあります。

まっさらな新人である「ぜん部」とは別に司会者を立てる必要があるなら、
他所のように「(天津向氏・アメザリ柳原氏などの)アニメに明るいお笑い芸人」や
「(鷲崎健氏や白石稔氏といった)司会が得意な男性声優」を充てる、
ラジオ大阪の兼田氏を起用する、ぽにきゃんの社員が出てくる、といった方法も考えられます。



今回はそれなりに予習をして、前回より「分かる曲」が増えたものの、それでも大部分は知らない曲でした。
そもそも自分は『ゆるゆり』以外は全く知らないので、場数を踏んでいるイベンターの方々が先導しているからこそ、
場が成り立っているということを、ライブに行くたびに実感します。

晩秋ということもあってか、今回は総じて地味なイベントでした。
前回のように肉がぶつかり合う厄介も付近にいませんでしたが、
それは同時に熱量の低下を意味するのではないか……とも思いました。