高橋史朗先生の講演会に行きました。

主催は「教育を正す東葛市民の会」。
最近の高橋先生の研究活動が凝縮された、やや入り組んだお話でした。


?慰安婦問題の現状

英語による海外への発信力で、日本や保守は負けている。


?WGIP

日本人の戦意を喪失させる為に、米国は戦中から占領期にかけて、
日本の伝統文化への攻撃や破壊工作を行った。

終戦直後の貧しい時期、飢えを満たす為に、GHQの検閲に協力した人々も多かった。
そうした人々5000人や共産主義者などが、大学やNHK、朝日、労組や歴史教育界などを支配し、
その権力は今でも反日左翼に継承されている。

その結果、戦後、自虐史観や「少子化=家族崩壊」が蔓延した。


これは、日本が大東亜戦争で、軍事だけで無く、情報戦にも敗北して、
現在も国民が洗脳され続けていることを意味します。


?左傾化した家庭科の教科書が、少子化や家族崩壊の原因。

戦後は特に、女性の意識が悪い方向に変わった。
未婚化や晩婚化の根本にあるのは、結婚や育児への準備教育(=婦人教育)の欠如。



唯一、安倍政権のフェミニズム政策については腰砕け気味だったのが残念でした。

高橋先生は、直接被害を受けていない世代の方なので、御本人の危機感が薄いのか あるいは
会場の参加者に女権寄りの人がいるであろうことを見越して慎重になられたのか。


戦後の現実としては、「男らしさ」や「女らしさ」は、収入や社会的地位、金銭の配分で、
ある程度決定します。

高い収入や地位を得たおばさんは性的魅力に欠け、
男性の保護欲を刺激することも出来ない為に行き遅れる。

逆に、「権利平等義務不平等」などの逆差別の被害に直面している
(現在主に50代以下の)男性側の対応は2種類あって、
完全に左傾化・自虐化して女性に媚びるタイプ(渋谷区長もこのタイプ)と、
それでも正しい性差や正しい家族観を求め続けるタイプに分かれます。


主として現在60歳以上の人々は、直接的な被害に直面していないため危機意識が薄く、
そのため、保守陣営内部にも女権思想はたやすく浸透しています。