『クロックワーク・プラネット』
「いつもの」と言えば出て来るタイプの作品。ノゲノラ原作者の力か、内容は安定感がある。
fripsideのワンパターン曲も安心感がある。
特筆すべきは複数の作り手によるＢＧＭ。一部にポリリズムを使うなど、緻密なグルーヴ感に溢れている。
『FRAME ARMS GIRL』
戦闘物に偏り過ぎず、日常系ゆるふわコメディーに内容を振ったことが功を奏した。
『小麦Ｒ』『AKIBA'S TRIP３話』の川口敬一郎監督の最新作、今回は話題になっていて評価も良さそう。
「源内あお」のような普通っぽい可愛いタイプの女の子が、多分常に、一番需要が高いのだろう。
余計な個性は要らない。
『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』
前作は個人的にパッとしなかったが、今回は良く出来ている。
日常からの導入部やキャラ紹介を丁寧に行っているからではないだろうか。
各勢力の入り乱れる「一方的な善悪」の無い戦いを、どう帰結させるのかは難しそう。
『ベルセルク』
ＴＶアニメとしては相当見応えのある内容になっている。
精霊と宗教、魔法と言った要素が巧く絡み合っていて、
登場人物も幅が広く、老若男女が上手く描かれている。
ダークファンタジーを今風に若干和らげている所も良い。
次点
『サクラクエスト』……思ったより面白いい。年寄りキャラが若干幼稚に描かれているのが欠点。
『進撃の巨人』……不遇続きな作品だが、今期はライナーの気持ち悪い活躍が面白い。
『アリスと蔵六』……爺と幼女という切り口が新鮮。
『ＩＤ−０』……谷口監督作品では一番の出来ではないか。津田美波さんの声質は素晴らしい。
