(2023 1005)

 

 

*[アニメ]2023年夏期アニメ『実は俺、最強でした?』ほか

数は多いが低調だった。

 

①実は俺、最強でした?
魔法レベル最大2桁の世界で主人公のレベルが1002なので、安定度は高い。
内容は『陰の実力者になりたくて!』をライトテイストにした感じで、親しみやすい。
原作の文章力はかなり低いが、アニメは奇跡的に面白くなっている。
あと、妹キャラのシャルが珠玉の出来栄え。


②レベル1だけどユニークスキルで最強です
内容は概ね、主人公がダンジョンで自己強化するだけの退屈な代物。
1000ページ前後からインフレが加速する。
出て来る女キャラが次々と主人公にメロメロになっていくが、
家庭的なメインヒロインのエミリーにだけ、恋愛描写が無いのは残念だった。


次点


おかしな転生
パティシエがショタに転生して根暗な年上の女キャラに求婚するという、
中年女性に好まれそうな、なろう系作品。
全編にわたって女尊男卑的で、しかも原作は筆力が高いので始末が悪い。
全体的には『八男』を大幅にデフレして、みみっちくした内容になっている。
戦争で悪役も含め全く死人が出ないのに、リコリスの父親だけ雑に殺されている。
作中一の良キャラはサブヒーローのボンビーノ子爵(ウランタ)だが、

アニメ部分には出てこない。


無職転生
今期の学園編は、原作では一番楽しい部分だったが、
アニメで見たらいまいちだった。
この先は不愉快な展開が最期まで続くので、もう期待は出来ない。
やはり、ロキシー以外のキャラは、ほぼ無価値な作品なのかもしれない。


はたらく魔王さま!
作画の劣化はともかく、完全に空気で、
消化ゲームのような作品展開に終わった。
製作が、全盛期のポニーキャニオンから
バンダイに変わったことの弊害かもしれない。