つくる会内紛総括――何故今回、西尾幹二氏や藤岡信勝氏は失態を晒したのか?

人は、過去の成功体験に固執します。

これまで、つくる会は定期的に内紛を起こし、小林よしのり氏など、
西尾氏や藤岡氏の気に入らない人が、ことごとく粛清されていたらしい。

両氏は今回も同じ手段を使ったが、失敗した。何故か?


「インターネットの存在」が致命的でした。

西尾・藤岡氏の謀略戦は、ネット以前の時代なら成功しましたが、

・多くの情報が素早く発信される。
・情報が集約され、多くの「ウォッチャー」による分析が素早く進められる。

といった、インターネットの性質の前に、脆くも崩れ去ったのでしょう。



例えば、SCEの情報操作は、インターネット以前の時代には成功を続け、
セガ任天堂は冤罪被害を受けていました。

任天堂は流通絡み等で悪役扱いされ、自身の失策もあってソフトメーカーに逃げられた。
セガは、事実上の倒産まで追い込まれた。

が、2004年12月に、ソニー社員による他社中傷活動が明るみに出て有名になり、
企業イメージは下落を続けています。