「教育再生民間タウンミーティングin甲府」に行って来ました。

http://www.kyoiku-saisei.jp/townm/town-kofu.html
>日  時 平成19年6月23日(土)  18時〜21時 (予定)
>会  場 ベルクラシック甲府
>【提言者】 松浦光修 日本教育再生機構代表委員、皇學館大学教授 他


画像1
会場は、結婚式場でした。結婚式や、他の集まりも、複数行われていたようです。


画像2

画像3
八木秀次先生は、これまで見た何時よりも力強く、
少し前までの頼り無い感じが全く無くなっていました。
共産党の方が起こした国旗国歌論争も、鉄壁の理論で一蹴されました。
つくる会内紛から一年、数多くの講演を経て、一回り大きく成長されたようです。


画像4
画像5
松浦光修先生と赤池誠章議員。
松浦先生も、私が拝聴したどの講演録よりも、骨太で男らしく、力を感じました。
何より、生で聴くことに特別な感慨を覚えました。
理論の八木先生、情熱の松浦先生と好対照で、帝国軍の双璧を思わせます。


内容の大半は、本や講演などで見聞きした事と被っていたので、目新しさは少なめでしたが、
八木先生は、タウンミーティングの方針として、
日教組共産党といった方々にも門戸を開き、提言を打診されていて、
積極的な論争を望まれているようでした。
客層もバラバラで、左寄りな感じの人からの発言も見られました。
そういう論争の部分は、特に面白かったです。


八木先生に「戦う保守」の気概を感じました。



――――――――――――――――――――



(以下、メモ書きを6月26日に追加)



新宿から、かいじ109号に乗りました。
都心を抜けるとすぐに、寂れた、緑に囲まれた景色が広がって、山の中に入りました。
都市化されているのは、ほんのひと握りの場所に過ぎない。
同じ都内でも、かなり違うものです。


甲府駅を降りると、女子校生が一杯いました。地方の女子高生は瑞々しい。


ベルクラシック甲府は結婚式場。私には場違いの場所に思えました。
周囲は閑散としていて、食べ物屋など何も無く、会場内にも、喫茶室しか無い。
会場付近か会場内の店で、ゆっくり食事をしようという当初の目論見が外れてしまったので。
仕方なく駅まで戻りました。

17:30に会場に行く。
神前結婚式の部屋が、使用中でした。会場には、TBSのカメラが入っていた。

客層は雑多で、思ったより私服の人が多く、土曜の夜で、動員が無い割には多いと思いました。



山田一功(やまだいっこう)氏
「偏った意見では無く、皆の忌憚の無い意見を集約して行きたい」

八木秀次氏「タウンミーティングは12箇所目」


松浦光修
教員免許更新制度の問題点について、
現在の教育機関や国の機関は日教組に牛耳られているので、有名無実化する危険性を述べられた。
「教員免許更新は、TOSSのような民間団体に委託するしかない」


八木秀次
山梨は、教職員組合の組織率が高い(山教組)。県の教育行政と山教組が一体化している。
「山教組の委員長に登壇要請したが断られた」


○提言は、判で押したようなお題目が多く、目新しさは無い。
八木先生は、御自身の著書の内容と同じ提言を、何度も聞かされてきたのでしょう。


八木秀次
政府版タウンミーティングは仕込があるが、(再生機構は)そうでは無い。
八木氏が当てた人が、日教組関係者ということもある。


○会場の方から、トイレを綺麗にする運動を20年続けているイエローハットの鍵山氏の話が出た。
八木先生は「かぎやま ひでさぶろう」と言われていた。こちらが正しい読みでした。


松浦光修氏「自分の命の肯定感を失っている。
中学生の4人に1人が鬱病になっている。自己肯定感が無い」


八木秀次
「文部省の学習指導要領にある「特別活動」に、先生に国旗国家の指導義務があると書かれている。」



○終盤で、変な試験を出していた高校の先生の共通点は、
・喋り方がおかしい
・やたら声が大きい
です。


○高校教員 さとう氏「教員の数を増やして欲しい」

私見)教員の数を増やす、という方法は、
赤ちゃんポストと同じく、対症療法的な、その場凌ぎの対策に過ぎないので、
根本的な解決にならない。
「親学」等による規範意識が浸透して、家庭の正常化が実現すれば、
子供が御しやすくなり、教師の数を増やす必要は無くなる。
少なくとも私の世代では、1人の教師で50人の生徒を見ることが出来ていた。


八木秀次
小学区総合選抜制と大学区のどちらが良いか?

○岡村久美子氏
進学校に成績の良い生徒が集中すると、そこで潰れる生徒が多い。
偏差値の低い所で伸び伸びとやった方が、いい大学に入りやすい」

私見)全ての場合において正しいとは言わないが、
実体験として潰れた経験を持つ者としては、岡村氏の意見は一理あると思う。


松浦光修
「競争は一概に悪とは言えない。
私自身、小学生の頃、勉強は良く出来ましたが、運動会になると毎回ドベでした。
でも毎回出場して、走っていました。これは私にとってありがたい体験だったと思います」


赤池誠章
「すぐに出来る教育改革がある。校長の在職年数を長くして欲しい」
(いい校長と悪い校長の見分けが付け易くなるので)


○入場者は230名(主催者発表)。


○終了後は、すぐに出て来ました。
帰りの電車に間に合わないと、御茶ノ水から徒歩になるからです。



○デジカメに録音機能があったことを思い出して、
松浦光修先生が話されているところだけ、少し録音してみました。
家で聞き返すと、とてもいい感じです(^^)
ここを御覧の方々にお聞かせ出来ないのが残念です。