「伊勢神宮と神々の美術」に行きました。

伊勢神宮と神々の美術 〜上野でぶらり、伊勢詣で〜
http://www.iseten2009.jp/

前々から行こうと思っていたものの、時間が無く今頃強行しました。


土日ということもあって、館内は大変混み合っていました。
展示物は一時間もあれば見終えると思いますが、
他の常設展示物も一通り見物すると、一日仕事です(物凄く広い)。

古事記等の古書は、かなり状態が良いように感じられました。

会場は照明の落とされた、ひんやりとした空間で、
閲覧者が沢山いるにも関わらず、そこに普段とは違う空気を感じました。
その一角にだけ夜の神々が降りて、伊勢の空気を再現したかのようでした。


1階右では、伊勢神宮の神事の映像が上映されていました。
最後に流れる夜の神事の場面が印象的でした。



常設展示の、考古学の展示も見ましたが、こちらは酷い代物で、
年表等には天皇あるいは天皇関係のことは、一文字も出ていませんでした。

存在が疑問視されている卑弥呼が何回も出てきて、
「ヤマト政権」なる聞き慣れない単語が繰り返されていた。


あと印象に残ったのは、表慶館という場所で、
3方向に部屋が設けられていました。
左側はインドと中東で、非常に豪華で素晴らしい。
右側が中国で、まあまあ。
で、真ん中の朝鮮が見るも無残な状態という、
ある意味公開処刑のような展示でした。