保守は弱い。左翼は強い。何故か?


以前あるベテラン運動家の方が「保守に比べて左翼は粘り強くて強い」といった指摘をされました。
民主政権前も安倍政権誕生後も、その状況は一貫して変わっていません。


自由主義個人主義的色彩の強い)保守陣営に互助機能が無いことも一因ですが、
最も大きい理由は、左翼運動は、利権を作る「攻めの運動」だからです。
戦争でいうと、敵の領地を奪い取って、家来達に褒美を与えている。それの繰り返しです。

一方保守運動は、殆どの場合、既存の仕組みを守る運動なので、
敵の領地を奪うなどの利益が出ないから、利権が発生せず、戦いに勝っても論功行賞が行えない。
(=「仕事と政治活動を容易に両立出来る事実上の専従職員」の数を増やすことが出来ない)

「汚い」左翼運動は、戦いに勝つごとに利権を増やし、利権維持の為の専従職員を増やし続けている。
一方の「綺麗な」保守運動は、有志の募金を食い潰すだけです。