「教育再生シンポジウム 家族再生への道」に、行って来ました。

http://www.kyoiku-saisei.jp/sympo/sympo_1.html
(平成19年2月25日(日)午後2時〜 倫理文化センター)
日本教育再生機構
会場は、新しいビルで、とても綺麗でした。
客席は、ほぼ満員でした。500人ぐらい、いたかもしれません。
客層は、先週と全然違うようで、年配の御婦人が大部分で、男性が少なめでした。
2週連続で見かけたのは、小林正会長と、森敬恵氏だけでした。

勝岡寛次先生
総合司会は、「四理事」の1人、勝岡寛次先生でした。
確かに、髪を短くする前の私に、雰囲気が似ているように思えます。


「今日は、評論家では無く、実践活動されている方を呼んだ」
八木秀次理事長
進行役が急遽桜林美佐氏に代わったということで、多忙か御病気かとも思いましたが、
八木秀次理事長は、最初に挨拶されていました。

その後、八木先生は一聴衆として、聞き役に徹されていました。
偶々、私が座っていた列の一番前に座られていました。


新田均先生1
新田均先生2
最後に、新田均先生が挨拶されました。

新田先生は、とても元気そうでした。
自分から「靖国に行きたい」と言い出せる小学生は、滅多にいないと思います。



あと、客席には、内田智先生の姿もあったようでした。



以下雑感です。

今日の内容は、全体的に、男女論やジェンダーフリー論争を避け、無難な範囲で行われました。


鍵山秀三郎(かぎやま しゅうざぶろう)氏は、
「聖人」と呼ばれる人柄が伺える、穏やかな優しい語り口でした。

大企業の創業者らしく「経済界の責任も大きい」
(企業の良し悪しの)判断基準は、その会社が「人を幸せにしているかどうか」。



浜美枝氏は、
個人的な自慢話に終始して、性差破壊的な内容でした。
また、「子供に料理を手伝わせている」等と、母親の家事放棄を自白して、開き直っていました。


「祖父母や主人に負担を強いた」ことを
「祖父母や主人に理解を得た」と勝手に脳内変換して、
「仕事と家事を両立した」等と主張する思考パターンは、

女の社会侵略を正当化しながら、体面として保守思想も持ちたいという、
ウヨフェミフェミニズム右翼に共通した、自己正当化の思考回路です。

男性への家事押し付けは、結果として男権低下と性差破壊、家族破壊に直結する、
フェミニズム的な考え方です。


蛇足ですが、私の考えている食育と、現在言われている「食育」は、大分違うようでした。

私の考え……日本的な食材や献立による、身体の小柄化、高密度化。
現状……食事によるマナーの徹底。男子への料理強制を示唆する発言も。



田下昌明氏は、
医学博士という専門家の視点から、3歳児までの母子関係を、資料と共に詳しく説明されていました。
これは先週無かった部分なので、大変参考になりました。

また、田下氏は、
伊藤玲子先生の新団体「美しい日本をつくる会」についても、言及されていました。



五来純氏は、
東城百合子氏の御子息らしい。
御自身の母親の話ばかりで、中身は少なかったように思えました。



丸山敏秋氏は、
割と若い方で、軽妙なトークが会場を沸かせていましたが、
やはり「現実的対応」に飲まれ気味なようでした。



客席からの質問では、
参画局やジェンダーフリー等の不愉快な単語が出てきて、少し盛り上がったか。

森敬恵氏が、先週と同じことを、質問時間で話されていました。。


丸山氏が、
「日本社会は、20年周期で波があって、伊勢神宮の御遷宮と重なっている。
次は2013年(だから、その頃に良い変化が期待出来るかもしれない)」
といったことを言われました。
ただ5年先を待つのでは無く、最善を尽くして天に祈るということでしょう。

また、
「子供の立場から見て、どういう環境が望ましいか」が重要
ということですが、

例えば、家の中で父親が母親にペコペコしていたり、
マッチョな母親がジャガー横田のように、文化系の主人をビビらせていたら、その子供達も、
男の子なら精神萎縮し、女の子ならオニババ化して育ってしまうでしょう。

その結果、男性は女子を守りたいという保護欲を持てなくなりますし、
女子は、男性を敵視して打倒しようという凶暴性を持ちます。
親の性差破壊が子に転移する。これが、現在の家庭崩壊現象です。

家庭内での教育は、正しい性差の遵守と婦人貞淑化が大前提となります。