『国民の思想』より

最近知人から頂いたメールに、『国民の思想(八木秀次著)』からの引用がありました。
良い文章なので、拙ブログにも引用してみます。


(251p-、「3 大和なでしこはどこに消えた」より)


> 「幕末から明治にかけて日本を訪れた多くの外国人の目には日本の女性たち、
>中でも未婚の娘たちの姿は独特の魅力あるものとして映ったようだ。
>このことを渡辺京二氏は名著『逝きし世の面影』(葦書房刊、一九九八年)の中で
>豊富な資料を紹介しながら描いている。


>プロシアオイレンブルク使節団の一員としてこの国の土を踏んだブラントは
> 「ムスメは日本の風景になくてはならぬもの」であり
>「日本の風景の点景となり、生命と光彩を添え」るものだと述べている。


>オイレンブルク一行は江戸の王子を尋ねた際に、染井の植木屋で休息をとったが、
>「この庭園でもっとも美しい花」はその家の娘だった。
>「彼女は稀にみる品格と愛嬌ある女性で、
>(中略)
>控え目でしかも親切な物腰に、われわれの一行はみな魅せられてしまった」。
>「私達にお茶を出した若い女の子は、私達が話しかけると
>いつも可愛らしく顔を赤らめるのであったが、この若い女の子に
>たちまち私達一行の若い人々は心を奪われ」、
>「彼等を発たせるのに非常に苦労」しなければならなかった。


>長崎海軍伝習所の教育隊長カッテンディーゲは
>(中略)
>オランダの水兵たちが
>「紗(うすぎぬ)かなにかすき透るような薄物のあでやかな夏着に、
>房々とした黒髪を肩に垂れた」女たちを見て
>「いまだかつてこんな場面に出会(でく)わしたことがない。
>もう此処へ錨をおろして、どこにも出航したくない」
>と彼に耳打ちしたことを伝えている。


>プロシア艦隊の艦長ヴェルナーも、
>「日本女性はすべてこぎれいでさっぱりしており、平均的にかわいらしいので、
>日本国土の全体に惚れ込んでしまいそうだ」
>と感じたという。


>オーストリアの外交官ヒューブナーは
>「正確にいえば、彼女たちはけっして美しくはない」
>(中略)
>「しかし」「こうしたことは何ら欠点とならない」。
>なぜなら「彼女たちは陽気で、純朴にして淑やか、生まれつき気品にあふれている」からだ。
>しかも「彼女らはきわめて人なつっこい」。


>アメリカ人女性アリス・ベーコンは
>「日本人の中で長年暮らした外国人は、美の基準が気づかぬうちに変わってしまい、
>小さくて穏やかで控え目で優美な日本女性の中におくと、
>自分の同胞の女性が優美さに欠け、荒々しく攻撃的で不様に見えるようになる」
>と記している。


>イギリス公使夫人メアリ・フレイザー
>「英国の歴史のどこを探しても、日本の妻たちが
>しばしば主人の足元に捧げたような崇高で強い愛の例は見当たら」ない。
>「愛はほんとうは、私たちには束縛としか見えないもののなかに
>生まれるのかも知れ」ないと考える。



>「女性の変質は男性にとっても他人事ではない。ここにこそ国家の命運がかかっているのだ。
>外国人がこぞって褒めたたえた日本の女性の美質は今、
>おそらく世界最速のスピードで失われようとしている。
>果たして多くの国民にはその自覚さえあるだろうか」(八木氏)



戦後にブスが増え、均等法や参画法が更なるブス増加に拍車をかけています。
私の言おうとしていることは、既に先人達によって書き残されています。

ここにこそ国家の命運がかかっています。